大雪山の紅葉が終わると、北海道の秋は終わったと思われがちです。でも、そこから2週間ほど遅れて、旭川の街と近郊が色づきます。しかも、こちらは移動距離が短く、人もいない。
山まで行く時間がない方、体力に不安がある方、あるいは山の紅葉を見逃した方。10月中旬から下旬の旭川近郊は、そういう方にちょうどいい選択肢です。
旭川市内で、車で回れる場所
常磐公園(市街地中心・駐車場あり)
旭川駅から近く、石狩川沿いにある広い公園です。大きな木が多く、10月中旬から下旬が見頃。歩く距離を自分で決められるので、時間が中途半端に余った日にちょうどいい。
神楽岡公園(市街地南部)
忠別川沿いの丘にある公園で、林の中を歩ける場所です。市街地にありながら森の雰囲気があり、紅葉の時期は落ち着いた色になります。
嵐山公園・突哨山方面(市街地北部)
展望台から旭川の街と、その向こうの大雪山系が見渡せます。紅葉の時期は、色づいた斜面越しに山を望む構図になる。車で上まで行けるのが利点です。
市街地の並木道
これは目的地というより通り道の話ですが、旭川の街路樹は10月下旬に一気に色づきます。買い物やご用事のついでに、少し遠回りするだけで秋を感じられます。
近郊:車で30分〜1時間
美瑛の丘とカラマツ(約30分)
丘のカラマツが黄金色になるのは10月下旬です。針葉樹なのに落葉する珍しい木で、これが一斉に色づくと、丘全体の印象が変わります。夏の美瑛しか知らない方には、まったく別の場所に見えるはずです。
東川・忠別川沿い(約40分)
川沿いの林と、大雪山を背景にした田園。写真を撮る方に人気の方向です。観光施設は少ないので、走りながら気に入った場所で停まる形になります。
当麻・比布方面(約30分)
丘陵地と林が混じるエリアで、観光客はほとんどいません。当麻鐘乳洞の周辺は森が深く、紅葉の時期は静かです。
上川・愛別(約40分〜1時間)
層雲峡まで行かなくても、その手前の国道39号沿いで十分に秋の景色があります。山の紅葉が終わったあと、このあたりが見頃になります。
里の紅葉が持つ、いくつかの利点
- 移動が短い。片道30分以内で、往復と滞在を含めても半日で済みます
- 人がいない。山の紅葉のような混雑はまずありません
- 駐車場に困らない。公園も郊外も、区画に余裕があります
- 歩く距離を選べる。体力に合わせて調整できます
- 天気が読みやすい。山と違って、急変することが少ない
ご高齢の方やお子さん連れ、あるいは半日しか時間が取れない出張のついで。そういう場面で使いやすいのが、この時期の近郊です。
この時期に気をつけること
濡れた落ち葉が滑ります
並木道やカーブの外側に落ち葉が溜まります。雨のあとは特に滑りやすいので、速度を落としてください。歩くときも同じです。
日没が16時台になります
10月下旬は、夕方の時間があっという間になくなります。午後から出るなら、14時までには現地に着くつもりで。
朝は霜が降ります
フロントガラスが凍る日が出てきます。朝早く出発するなら、10分早めに準備を始めてください。
上着は必ず
日中10度前後、朝は0度近くまで下がります。公園を歩くだけでも、風があるとかなり冷えます。
車の選び方
- 市内と近郊のみ:軽クラス(1日4,290円)。走行距離が短いので、これで十分です
- 複数箇所を回る・3名以上:コンパクト(1日4,980円)
- ご高齢の方と一緒:シエンタ(1日5,980円)。スライドドアで乗り降りが楽です
この時期は走行距離が伸びないので、大きな車を選ぶ理由がほとんどありません。半日だけ、近場を回るという使い方なら、費用も抑えられます。
まとめ
山の紅葉が終わっても、10月中旬から下旬には旭川の街と近郊が色づきます。常磐公園、神楽岡公園、嵐山、美瑛のカラマツ、東川の川沿い。どれも片道1時間以内です。
移動が短く、人がいなくて、駐車場に困らない。半日で済むぶん、体力にも時間にも優しい秋の楽しみ方です。濡れた落ち葉と早い日没にだけ気をつけてください。
ご相談ください
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