旭川から南へ。国道237号を富良野方面へ走ると、美瑛、上富良野、中富良野、富良野、そして南富良野へと続きます。多くの方は富良野で引き返しますが、その先にも道は続いていて、実はそこからが面白い。
この記事では、旭川を出発点にして南へ向かうルートを、距離と時間で区切って整理します。日帰りでどこまで行けるのか、泊まるならどこまで伸ばせるのか。旅程を組むときの目安にしてください。
段階1:美瑛まで(約30分・往復60km)
丘のエリアです。半日でも十分に楽しめます。有名スポットを回るなら午前中に、静かに走りたいなら有名どころを外して農道を流すのが正解です。
ここで折り返せば、午後を旭川市内に使えます。時間が限られている方には、この組み方をおすすめしています。
段階2:上富良野・中富良野まで(約45分・往復100km)
ラベンダーで知られるエリアですが、花の時期以外も景色は良い。秋は収穫後の畑と十勝岳連峰の組み合わせが印象的です。
美瑛と合わせて1日、というのがいちばん多い使い方でしょう。旭川を朝9時半に出て、夕方に戻る。無理のない行程です。
段階3:富良野市街まで(約1時間・往復110km)
食事とお土産の選択肢が一気に増えます。市街地にはチーズ工房やワイン関連の施設もあり、雨の日の逃げ場としても使えます。
日帰りの南下ルートとしては、ここが一つの区切りです。美瑛・上富良野・富良野を回って戻ってくると、ちょうど1日になります。
段階4:南富良野・かなやま湖まで(約1時間30分・往復180km)
ここから先は、観光客が明らかに減ります。空知川に沿って走る道で、かなやま湖の周辺は静かなキャンプ場と湖畔の景色が広がる場所です。
日帰りでも行けますが、朝早く出る前提で。往復180キロに立ち寄りを足すと、それなりに長い1日になります。
段階5:占冠・トマム方面まで(約1時間45分・往復230km)
道東自動車道が通っているエリアで、リゾート施設があることで知られています。旭川から高速を使えばもう少し時間を短縮できます。
この距離になると、日帰りは可能ですが「行って帰ってくるだけ」になりがちです。1泊するか、あるいは道東へ抜ける通過点として組むほうが自然だと思います。
南下ルートで気をつけること
富良野より南は、店が減ります
食事もガソリンスタンドも、富良野市街を過ぎると間隔が開きます。南富良野やトマム方面へ向かうなら、富良野で給油と食事を済ませておくのが安全です。
秋以降は峠の路面に注意
占冠方面へ抜ける道は標高が上がります。10月に入れば、朝晩の凍結が始まる年もあります。出発前に道路情報を確認してください。
日没が早い時期は、折り返し時刻を決めておく
南へ行くほど、帰りが遅くなります。9月下旬なら17時半、10月中旬なら16時台に暗くなります。「何時になったら引き返す」を先に決めておくと、慌てずに済みます。
動物の飛び出し
富良野より南は森林が多く、エゾシカの出現頻度が上がります。朝夕は特に速度を控えめに。
どこまで行くかで、車を選ぶ
- 美瑛・上富良野まで(往復100km以下):軽クラス(1日4,290円)で十分
- 富良野まで(往復110km前後):軽でも可。3名以上ならコンパクト(1日4,980円)
- 南富良野・トマムまで(往復180〜230km):コンパクト以上。長距離での疲れ方が変わります
- 山道・悪路を含む:SUV(1日7,290円)
南下ルートは景色の変化が大きく、途中で停まりたくなる場所が続きます。所要時間はナビの表示より3割ほど多く見ておくと、実際に近くなります。
まとめ
旭川から南は、美瑛30分、富良野1時間、南富良野1時間30分、トマム1時間45分。日帰りなら富良野までが快適な区切りで、南富良野まで伸ばすなら朝早く出発してください。
富良野より南は店とスタンドが減ります。給油と食事は富良野で。秋以降は峠の路面と早い日没にも注意してください。
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「この時間で、どこまで行けますか」というご質問はよくいただきます。その日の道路状況を踏まえて、無理のない折り返し地点をご提案します。
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